院試解答TeX化プロジェクト
京都大学大学院 工学研究科 電気・電子工学専攻

研究室配属

電々では3回生の終わりに希望研究室調査があり、4月から研究室に配属されます。(大学によっては3回生の夏から研究室に配属されるとこがあるそうです。)ここでは、4回生(以下B4と略す。)での配属から大学院での研究室配属に関係する情報をまとめます。

Caution!!
ここで取り扱う情報は公式に発表されていないものが多く、良く出回っている情報や先生方の断片的なコメント・実際の研究室配属に基づいた予想ですので、細かい間違いがあるかもしれません。

B4の研究室配属は学科によってはジャンケンで決めるのですが、電々は成績順で決まります。
掲示板に張ってあった注意書きには、「点数化されている専門及びB郡科目を、点数の高い方から規定された数取り出し合計する」 的なことが書いてありました。(重みをつけて平均とる、とか書いてあったような気もしますが、あまり違いません。)

人気の研究室には定員を上回る希望者が集まるので、優が結構ないと行けないでしょう。人気があるかどうかは、研究室のHPのメンバーを見れば大体わかります。
学生が多いところが人気のある研究室です。もちろん人気かどうか、というのは年にもよるのですが、傾向は毎年ほとんど変わらないようです。また外国人のドクターや研究員がいる研究室は、大きな成果をあげている研究室である可能性が高いです。(大抵の場合、人気のある研究室≒成果をあげている研究室です。)

研究室のHP

まず、B4の配属人数ですが、教授のいる研究室は最大5人、教授がいない研究室は最大4人が定員です。(留学生は別枠。) ただ研究室によっては、○○研究室と△△研究室合わせて4人という所もありますし、上の学年でもう一度4回生になる人がいたりするので例外もあります。

院での配属は融合プログラムにも関係するので、まず融合プログラムの情報です。
通称:融合プログラム(募集要項には博士課程前後期連携教育プログラムと記載)とは2007年実施の入試から始まったコースです。従来のカリキュラムでは院試の勉強や就活などで、博士号取得までに余計な時間がかかっている、と先生方は考えたようです。そこで、院試免除・修論は短くてよい、その代わり博士課程までがセットになっているというカリキュラムを設けました。
通常の博士課程は3年ですが、融合プログラムでは2年(もしくは1年)と短縮されます。

選抜方法ですが、学部の成績>6月に行われるプレゼン試験>TOEFL iBT で決定されます。もし、融合の選抜に落ちた場合 普通の院試を受けることも出来ます。ちなみに2007年の融合試験では十数人が受験し、ほとんどが合格しました。
4月に研究室の先生と面談し、学部で一定の成績を取っていると「融合プログラム行きませんか?」と先生から言われます。誘われた時点で大体合格レベルに達しているようですが、結構多くの人が誘われていたようなので、基準がよくわかりません。ちなみにこの融合試験は外部生も対象のようですし、他の研究室を狙っても構いません。(ただプレゼン試験は研究室で先生との打ち合わせなどが頻繁に必要になってくるので少しキツイかもしれません。)

それでは院での研究室配属について、です。融合が出来て、配属人数も少し変わりました。今までは教授のいる研究室が4人(情報系ではB4の5人全員の院試順位が半分より上位だった場合、5人配属らしいのですが、電気系は分かりません。)、教授のいない研究室が2人でしたが(留学生は別枠)、現在は融合を含めて以前の定員の1.5倍だそうです。実際2007年も院での配属人数が6人となった研究室がありました。

融合に行く人は電子系が多かったです。研究室ごとには0〜1人という感じですが、某研究室はB4の5人全員が融合行きということです(笑)