院試解答TeX化プロジェクト
京都大学大学院 工学研究科 電気・電子工学専攻

TOEFL iBT

TOEFL iBT に関する本やウェブサイトは沢山ありますが、電々の学生の視点で書かれていることはないので、一応書いてみます。
まず注意を。ここで書かれていることは帰国子女や留学経験者は対象としていません。また俺も偉そうに書いてますが、高得点を獲得したわけではありません。一応実際に二度受験して、感想や対策を書いてみただけです。iBTの内容が変わる可能性もあるので注意してください。

[TOEFL iBT について]
去年くらいから電気電子工学専攻の院試の英語はTOEFLになりました。(今2007年です。)そんで、今年からTOEFL はCBT からiBT へ進化しました。他大学や京大の他学科でも最近はTOEIC やTOEFL のスコアが院試で使われることが多くなりましたが、iBT のみというのはあんまり聞きません。とりあえずiBT の特徴を箇条書きにしてみます。

相当難しい英語の試験

・試験時間は約4時間(休憩は途中の10分のみ)

・スコアは0〜120

・リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングが30点づつ

・スピーキングはマイクで録音する

・院試では150点に換算

・会場は京都に数箇所(リンク参照)

・月に数回実施(リンク参照)

・混む時期(2〜3月?)は京都で受けることはかなり難しい(ただこの状況は将来、改善される可能性がある)

・受験料は現在約2万円

・電々の人の平均受験回数は約2回

・申し込みはネットのみで支払いはクレジットカードのみ

・おそらくトップ層の得点は80点くらい?(注意にも書きましたが、帰国子女や留学経験者を除く)

・ちなみに米国のトップ大学にガチで留学しようと思ったら満点近くが必要


[受験会場について]
上を見てもらえれば分かるように、iBTは特殊な試験です。まず京都で受験できないって(笑)ちなみに俺は四月に名古屋(実家)と五月に大阪で受験しました。
なぜ受験できないか?ですが、まずiBTはPCを使って受験する上セキュリティなどの問題もあり、一つの会場のキャパがかなり少ないわけです。例えばTOEICでは何百人受験できる会場もあるでしょうが、iBTで小さいところは20人くらいしか受験できません。ですので学生の多い京都の会場はすぐ満員になります。その上会場も多いとは言えず、受験者が他県で受験せねばならないような状況になっています。韓国なんかでも受験者が多くて大変なことになってるらしいです。ただ会場が増える可能性は大いにあるので数年後にはそんな心配いらないかもしれません。(実際に最近かなり増えてきているようです。)


[実際に受験してみて]
名古屋での会場は専門学校でした。一応10時から試験開始でしたが、PCでの試験のためいつ始めてもよく、9時ころ着いたらもう始めてる人もいました。
普通のコンピュータ室で受験。当然周りの人が気になりました。しかもスピーキング始まると、周りの声が結構聞こえる(笑)そして試験時間の長いこと・・・。めちゃくちゃ疲れました。

二回目の受験は大阪の中津テストセンターでした。駅からも近いし専用のテストセンターなのでちゃんとブースになっています。ただ後ろにすぐ他の受験生がいるのでやっぱり声が聞こえます。
かなり集中力を乱され一回目より悪い出来だと感じました。しかし実際には一回目より21点も上りました。正直、これはTOEFL の問題点だと思います。慣れによって点数が上る などというのは、英語の力を測る試験として適切とは思えません。
ただ、これが現実なのでなるべく2回受験することをオススメします。下に書いた対策をしっかり意識すれば慣れによる失点は少なくできると思います。

[パート別の感想]

[パート別の対策]

感想と対策はTeXでキレイにまとめることにしました。 少々お待ちください。